エアコンや冷蔵庫、パソコンやテレビといった家電製品は私たちの生活に欠かせないものとなっており、これらの製品にはマグネットが使用されています。幅広く活用されているマグネットには様々な種類があり、同じマグネットでも特徴に違いがあります。
フェライト磁石の特徴
酸化鉄を主原料にして製造されている磁石がフェライト磁石です。
一般的に磁石と言うとこのフェライト磁石を指します。日本をはじめ多くの国で使用されており、サビの心配が少なく低コストなので、最も多く生産されている磁石です。
酸化鉄を主原料としているので見た目はダークグレー色をしており、高い磁気保持力と減磁しにくい特徴がありますが、陶器に近い性質があるので衝撃を受けると割れやすいという特徴もあります。
サマリウムコバルト磁石の特徴
希土類元素の1つであるサマリウムと、金属元素の1つであるコバルトを主成分とした磁石がサマリウムコバルト磁石です。
イヤホンやスピーカーといった音響機器をはじめ、健康機器やモーターなど幅広く利用されています。
強い磁力と耐腐食性や高温に耐えられる特徴がありますが、希土類元素を含んでいるので値段が高く、衝撃に弱いという特徴もあります。
ネオジム磁石の特徴
希土類元素の1つであるネオジムをはじめ、ホウ素と鉄を主成分とした磁石がネオジム磁石です。
主に車のモーターに使用されています。ネオジム磁石は数ある磁石の中で強力な磁力を持っており、数センチのネオジム磁石で数十キロ以上のものを引き寄せるほどの磁力があります。磁力だけでなく硬度も高いので衝撃に強いですが、熱に弱く腐食しやすいという特徴があります。
当社では、壁紙と壁の間に取りつけるだけで壁にマグネットがつけられるマグロスを販売しています。
新築一戸建てや新居のマンションなど壁紙をリフォームされる際におすすめの商品です。壁にマグネット機能を持たすことで画鋲を使う必要がなくなり、壁や壁紙を傷つけることなくお部屋をレイアウトできます。
商品に関するご質問や価格の問い合わせなど、お気軽にご相談ください。